こんにちはひふみんです。
今回は家を解体する際のお困りごとの中でも非常に多い不用品の処分についてお話ししていきたいと思います。
ご自宅を解体する際にまずやらなければいけない事の一つではありますが、実際一番労力がかかるのが不用品処分ではないでしょうか。
相続した家がゴミ屋敷だった、家を売りたいけど物が溢れている、実家が遠方にあるのでなかなか通えない、など理由は様々あると思います。
団塊ジュニアの私の親世代は、戦後の物があまりない時代に生まれたので物持ちがいい方たちが多い気がします。
確かに一つの物を大事に永く使うことは素晴らしいことですし見習うところではありますが、いざ片付けなきゃとなった時に大変な思いをするのは団塊ジュニア世代の私たちではないでしょうか。
そんな時にどんな選択肢があるのか見たいきたいと思います。
目次
コツコツ自分で不用品処分をする
解体工事までに処分して節約しよう!
コストの面から考えるなら自分自身で片付けられることをお勧めします。
家庭ごみ(衣類、食器、書籍、食品)に関してはご自身で処分していただくことで処分費を節約できます。
粗大ゴミ以外でしたら指定日に出してしまえば無料なので労力のみで捨てられます。(その際は自治体のルールに従ってください)
また木製品(椅子、ダンス、机、小物類)などは解体木材として処分できる為、少量であれば無料で処分していただける解体業者さんもいます。(一二三八では完全無料です)
お問い合わせ
その他の生活用品は、地域のリサイクルショップに買い取っていただくか、各市町村のコミュニケーセンターや環境事業所、出張所などでも引き取っていただけるところもあるので、詳しくはお近くの資源循環センターや清掃リサイクル課にお問い合わせください。(役所によって違います)
家電リサイクル法対象品について
買い取ってもらいたかったけど売れないものはどうしよう
家電製品の中でも壊れてしまっているものは買い取ってもらえません。
それを燃えるゴミに出すわけにはいけませんし、処分に困ってしまします。
そも中でも家電リサイクル法に指定された4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫、冷凍庫・洗濯機)はリサイクルする為、処分するのにリサイクル料金がかかります。
家電リサイクル法については下のURLをご参照ください。(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/index.html
解体業者に依頼する場合も同様に処分費用がかかる為、リサイクル料金+手間賃が掛かってしまいますので、この場合も同様に自分で処分すれば処分費用だけで済ますことができます。*運賃がかかる場合があります
その他の家電製品ですが(炊飯器、空気清浄機、電子レンジ、プリンターなど)新しく購入する際に量販店や小売店が引き取ってくれる場合もあるので一度相談されても良いかもしれません。
それでも購入する予定はないからなぁ、という方はゴミとして処分するしかありません。
たいていの場合は粗大ゴミで処分することになります。粗大ゴミは収集を依頼すると有料になりますのでお住いの自治体にお問い合わせ下さい。
業者に依頼する
遺品整理業者や不用品回収業社は割高?
そうはいっても実家が遠方だし仕事も忙しいのでそんな時間はない、そんな方は遺品整理業者や不用品回収業者に依頼することもあるかと思いますが、結論から言えば処分費用が割高になる傾向にあります。
このような業者さんの場合、不用品回収業務が本業ですし、請負代金の中から処分費用、人件費、運搬費などを支払い利益を出さなければならないので、解体業者に依頼する場合に比べるとどうしても単価が高くなってしまいがちです。
解体業者の場合、一連の作業の中で処理できる為、比較的単価も低く抑えることが出来るのではないでしょうか。(一般廃棄物の収集運搬許可が必要です)
ですが不用品回収業者と解体業者の見積もりを見比べて判断して頂くことをお勧めします。
また見積もりの際はできるだけ立会い、不用品の総量を確認し、説明を受けた上で見積もりを出してもらうことで、後のトラブルの原因を防ぐことにもつながります。
その際に処分費がいくらくらいになるのか、事前に目安を確認しておきましょう。
まとめ
今回は不用品の処分について話しをてきましたが、処分と言っても色々なやり方があるので迷うこともあるかと思います。
とにかく費用を抑えたい、そんな方は家庭ゴミで処分できるものはしていただき、リサイクルできるものは業者に売る、もしくはネットオークションなどで売ってお金にする。
電化製品などで売れない物に関しては、粗大ゴミで出してしまう。(費用はかかります。)
時間がないという方は不用品回収業者や、家も壊してしまう場合には解体業者に依頼する。(その際は相見積もりを取ることをお勧めします)
などいろんな選択肢がある中でお選び頂くのがいいのではないでしょうか。
まあ実家のことだし自分には関係がないな、と思っていても親が突然亡くなったりして家を相続することになったとしたら他人事ではありませんよね。
昨今は空き家率も上がる一方ですし、特定空き家に指定されれば(景観を損な保安上危険、犯罪を誘発など)罰金が課せられる場合もあったり、何より近所に迷惑がかかってしまうので早めに対処しておくに越したことはありません。
建物を壊すにしろ、売るにしろ中にゴミがあったままではどうしようもありませんからね。
お早めにご対応されることをお勧めいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
一二三八 ひふみん